個人投資家にとって一番怖いのはインフレ

いまアメリカは、物価高で庶民の生活は苦しくなっています。特に日本からアメリカに旅行に行くと、物価の高さに驚愕します。トランプ大統領がアメリカの物価高を解消するために、関税を上げて世界経済が大変になってます。

さて、物価高（インフレーション）について、インデックス投資家のバイブルとなっている『敗者のゲーム』の中で、著者のチャールズ・エリスは、個人投資家にとってインフレーションはまさに重大問題と言っています。

インフレがいかに資産に影響を与えるかが、著書ではこのように記載されています。

インフレ率２％→→→資産を半減させる年数３６年

インフレ率3％→→→資産を半減させる年数２４年

インフレ率4％→→→資産を半減させる年数１８年

インフレ率5％→→→資産を半減させる年数１４年

インフレ率6％→→→資産を半減させる年数１２年

インフレ率7％→→→資産を半減させる年数１１年

インフレは、じわじわと資産を目減りさせていくのです。

インフレから資産を守るためには、100%現金で所有するのではなく株式も混ぜていくことが、インフレに資産を侵食されない方法です。