過去50年間で世界の株式市場が経験した最大の下落率は、以下のような歴史的なクラッシュによって記録されていますので紹介します。
📉 最大下落率ランキング(過去50年)
🥇 1987年 ブラックマンデー
- 下落率:1日で約22%(ダウ平均)
- 内容:1987年10月19日、ダウ平均株価が1日で22.6%も下落。これは史上最大の1日下落率です。
- 原因:プログラム売買(コンピュータによる自動売買)が暴走し、売り注文が殺到。経済的な問題よりも技術的な要因が大きかったため、比較的早く回復していました。自分はまだこの頃は株式投資やっていなかったので、ニュースで何だか大変なこと起こっているなぁくらいの感じでした。
🥈 2000年 ドットコムバブル崩壊
- 下落率:NASDAQが約77%下落
- 期間:2000年3月〜2002年10月
- 内容:インターネット関連企業の株価が過剰に高騰し、バブルが崩壊。NASDAQはピークから約77%も下落しました 。この頃は既に株式投資やっていました。自分自身IT企業に勤務していたので、まさに会社がインターネットバブル崩壊にぶち当たりました。
- 会社が大量リストラして、4万人の社員が2万人くらいになったのを目の当たりにしました。
- 自分自身は若造だったのでリストラ対象にはならなかったですが、株式暴落を実感したのを昨日のように覚えてます。社内本当に混乱して大変でした。
🥉 2008年 リーマンショック(金融危機)
- 下落率:ダウ平均がピークから約54%下落
- 期間:2007年10月〜2009年3月
- 内容:サブプライムローン問題が引き金となり、金融機関が次々と破綻。世界的な信用不安が広がり、株式市場は大暴落 。
- この時もよく覚えています。会社でヤフーニュースみていたら、ドンドン株価が下がっていって自分の投資資産がどうなっちゃうのだろう?と不安に思ったのを覚えてます。サラリーマンとしての収入あったので、持ち株は売らず持ち続けました。結果として、もとに戻りいつの間にかマイナスからプラスに資産がなっていました。この時の教訓として、株は下がるけれどいつかは上がるを実感して、長期投資で行くという投資方針が固まった頃です。
🏅 2020年 COVID-19ショック
- 下落率:S&P500が約34%下落
- 期間:2020年2月〜3月(わずか1ヶ月)
- 内容:パンデミックによる経済停止への懸念から急落。ただし、史上最速の回復も記録。米国の大規模な金融・財政政策が支えとなりました 。
- こちらは比較的最近のことです。
- リーマンショック経験していたので、気にせず淡々と投資継続してました。株価下落から回復も早くて、マイナスからプラスに転換するのもあっという間でした。
🔍 補足:過去100年で最大の下落率
- 1929年 世界恐慌(Great Depression)
- 下落率:ダウ平均が約89%下落
- 期間:1929年〜1932年
- ※これは過去50年ではなく、約100年前の記録ですが、史上最悪の株式下落として知られています。
- 歴史の教科書でしか見たことないですが、下落率からしてリーマンショック以上なので当時株式として資産持っていた人は大変だったと思います。
- 今みたいに投資信託も整備されていなかったでしょうし、株式保有していた会社が倒産して株券が紙くずになってしまった方もいたでしょう。
- いまは、オルカンなどの投資信託があるので、昔と変わって投資環境はかなり良くなっているなぁと感じます。
✅ まとめ

もし「このような暴落時にどう行動すべきか」「暴落に備える投資戦略」については、人それぞれだと思いますが、投資期間を長くとれる人は、株式市場から退場せずじっと嵐が過ぎるのを待ってとどまる戦略が一番良いと、自分自身の過去の経験からは思ってます。
下がるものはいつかは上がる。
そして世界の株式に分散投資しておくということですかね。
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